春に運動会が増えているのはなぜか調べてみました。
運動会シーズンは「秋」?
体育の日である10月10日は、日本の観測史上最も晴れの日ということで制定されたとのことです。
そして、この体育の日前後に開催されていたのが「運動会!」
しかし、最近は違うらしい
春に運動会、5月から6月に開催されることが多くなったとのことです。
実際、どうだろうか?
・運動会といえばスポーツの秋の風物詩だが、実際には秋(9~10月)よりも春(5~6月)に開催する公立小中学校が都市部を中心に増えている。
・東京23区の教育委員会に電話調査を実施したところ、今年度、春(5、6月)に運動会を開催した中学校は9割を超えた。小学校でも半数以上が春開催だった。
なんで春開催になったのか?
いろんな事情があるようです。
・春開催が増えた理由のひとつは、行事の分散化であり、秋にも文化祭、合唱コンクールなど学校行事が多いため運動会を春にした。
・授業時間数が不足により行事にかける時間が確保できず、春の運動会を実施するケースに繋がっている。
・学校の補修・改修工事は夏休み以降に多く、校庭などが使えず運動会開催が出来ない場合も多いので、春だと都合が良いようです。
・最近は猛暑などが多く、9月の厳しい残暑の中での練習による熱中症を防ぐのも目的の一つとのことです。
・中学校では高校受験があり、秋にはもう受験勉強をしなければならず、運動会の練習に時間を取られたくないという意見が増えたとのことです。
・2004年度から2学期制を導入したことにより、2学期制では4~10月が前期なので、秋に運動会を開くと試験の時期に重なる。
まとめ
制度、気候、受験など昔と違い変化によりイベントもまた柔軟に変わってきているのですね!
親参加の競技では、運動不足にもかかわらず頑張りすぎてケガも多いようです。お子様の運動会に参加される方、どうぞお気を付けください。