「サムシングフォー」って何?
目次
「サムシングフォー」ご存じですか?
サムシングフォーとは、欧米における結婚式の慣習です。
サムシングフォーの由来
サムシンフォーという習慣の由来はマザーグースの歌にあります。
Something old; (なにかひとつ古いもの)
Something new; (なにかひとつ新しいもの)
Something borrowed; (なにかひとつ借りたもの)
Something blue; (なにかひとつ青いもの)
And a silver sixpence in her shoe. (そして靴の中には6ペンス銀貨を)
欧米ではこの歌は親しまれ、この習慣も一般的です。
日本でも近年、ブライダル産業の啓蒙により広く知られるようになりました。
サムシングフォー
・なにかひとつ古いもの (Something Old)
祖先、伝統などをあらわす。
先祖代々伝わった、あるいは家族から譲られた宝飾品を当てるのが一般的です。
母や祖母の結婚衣裳、または結婚衣裳に使われたヴェールやレース、リボンなどの飾りなどを使用することもある。
・なにかひとつ新しいもの (Something New)
これから始まる新生活をあらわす。
新調したものなら何でも良いが一般的には白いものを用意する。
花嫁衣裳の一部である白いサテン製の上靴や長手袋などをこれに当てることが多い。
・なにかひとつ借りたもの (Something Borrowed)
友人や隣人との縁をあらわす。
幸せな結婚生活を送っている友人や隣人から持ち物を借りることにより、その幸せにあやかる。
ハンカチやアクセサリーを借りるのが一般的である。
・なにかひとつ青いもの (Something Blue)
聖母マリアのシンボルカラーは「青」です。
つまり純潔をあらわす。
このサムシング・ブルーは目立たない場所につけるのが良いとされています。
白いガーターに青いリボン飾りをつけたものを用意するのが一般的である。
とても素敵な慣習ですね。
サムシングフォーの準備が人間関係を良くしてくれることでしょう。